反対咬合とは?
下の歯が上の歯より前に出ている噛み合わせを反対咬合といいます。
原因
上下の前歯の傾きに問題がある場合と下あごが大きすぎたり上あごが小さすぎることによる場合とがあります。
また、あごの大きさに問題がある場合、成長によって反対咬合の程度が大きくなる可能性があります。
弊害
食べ物をよく噛めないだけでなく、聞き取りにくい話し方になることがあります。
よくある質問
まだ乳歯ですが、受け口は治したほうがいいのでしょうか?
乳歯の時期で軽度な場合、生え替わりにより自然に治癒することもあります。上顎の永久歯の前歯が生えてきた段階で反対咬合の場合、自然に治癒する可能性は低いので早めにご相談していただくことをお勧めします。成長期の段階で反対咬合を改善しておくことは、その後の成長発育に良い結果を与えます。
反対咬合は遺伝しますか?
両親が反対咬合の場合、お子さんも顔の形や噛み合わせは似ていることが多いのは事実です。
また日本人は、人種的に見て、欧米人より反対咬合の傾向が高いと言われています。ただ、早めに対処することでかなり改善できる反対咬合もあります。
反対咬合は治した方が良いのですか?
反対咬合は見た目だけでなく機能的な面でもさまざまな弊害を生じます。サ行、タ行、ラ行の発音に特徴的な舌足らずの喋り方になります。食べ方にも問題が現れることがあります。また、反対咬合特有の顔貌に劣等感を感じることがあります。
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